高校留学とは。そしてその歴史

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高校留学とは

高校留学とは、在籍している日本の高校を休学または退学して外国の高校に編入し、
当該高校での進学や卒業を目指すことを目的とする留学(私費留学という)や、
外国での進学や卒業を目的としないで日本の高校に在籍したまま、
海外の高校で同世代の外国人との交流を図る留学(交換留学という)のことを言います。
高校留学ならアルファ留学アカデミーのように、留学希望者の様々なサポートをしてくれる業者も存在しています。

 

グローバル化が進行して世界に通用する語学力や
国際感覚を身に付ける必要性がさけばれるなか、
吸収力や柔軟性に富んだ10代の時期に留学する必要が高まっています。

 

そうした社会的な環境変化が、
大学生や社会人中心の留学ではなく
高校生を対象にした高校留学を増加させている要因と言えるでしょう。

 

高校生の海外留学の促進については文部科学省も大きな関心を持つとともに、
さまざまな留学促進事業を展開しています。

 

文部科学省の発行した高校生の留学促進に関する資料の中で
「同世代の外国人とのコミュニケーションを図ることで、多様な価値観に触れる機会を確保する」
「国際的な視野を広げ、異文化理解を促進させる」
「外国語(特に英語)力の強化、コミュニケーション能力向上などグローバル人材の育成に効果がある」
「大学レベルでの留学、その後の国際交流活動拡大につながる」といったことを
高校留学の必要性・重要性に挙げています。

 

2013年10月から、官と民が協働して「グローバル人材育成コミュティ」を組織化し、
将来世界で活躍できるグローバル人材を育成するための留学促進キャンペーン
「トビタテ!留学JAPAN」がスタートしました。

 

このキャンペーンでは高校留学を対象にして奨学金を支給する、
東京オリンピックが開催される2020年までに
高校生の海外留学を現状3万人から6万人へ倍増する、といった取り組みが行われています。

高校留学の歴史

わが国の高校留学の歴史は、交換留学で始まりました。

 

高校生の交換留学制度は、第二次世界大戦後に
「未来を担う若者たちが異文化体験を通して相互理解を深め
世界平和の実現の懸け橋になってもらうことを願い」、
キリスト教精神をベースにして慈善活動の一つとしてアメリカで始められたものです。

 

日本から高校生を派遣する高校留学の歴史は、
高校生の海外留学がまだ夢のような時代の1954年に、
AFS日本人一期生としてわずか8名の高校生が交換留学として
アメリカへ派遣されたことに始まります。

 

第1期生は100倍の競争を勝ち抜いてAFS国際奨学金(当時の呼び名)を得た8人で、
氷川丸で横浜を出発て2週間の船旅でアメリカへ渡りました。

 

なお、AFS(American Field Service)とは、
高校生の交換留学活動を行っている国際教育交流団体です。

 

1955年、帰国した留学生達が「この体験を多くの人に広めたい」と
AFS日本支部総務局を設立し、
1957年にはじめて、アメリカ人高校生9人を日本人家庭が受け入れました。

 

1960年代には国の年間受入プログラムがスタートして、高校留学が本格化します。
高校留学は、1986年には派遣が3,186名、受入は600名にまで増加
1988年(昭和63年)に学校教育法施行規則が改定され、
海外高校の履修が日本の高校で30単位までは認められるようになり、
日本の高校生にとって留学が身近なものになったのです。

 

1992年のピーク時には派遣留学生は4,487名にまで増加しましたが、
その後は2010年までは減少傾向が続きました。

 

2011年以降は、文部科学省などの支援も増加傾向にあります。

 

公表されているデータによれば、2013年の滞在期間3カ月以上の高校留学者数は
3,897人(3カ月未満の短期留学を含めると約3万人)です。

 

 

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